29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
2 堕ちる...!?

「ひょっとしてあれは夢だったかも、とか思ってない?」

一晩が明けた。

昨夜の出来事は夢であったのではないか、とレイナは目が覚めてすぐに思った。

しかし、寝ぼけ眼を醒ますかのように枕元でバイブするスマホを手に取り、やはり現実だった、と思い知らされた。

藤川からのメッセージだった。

『おはよう。昨日は付き合ってくれてありがとう。一晩寝て、ひょっとしてあれは夢だったかも、とか思ってない?違うからね。全部現実ですよ。改めて、これからどうぞよろしくね。ではまた、職場で』

寝癖をかきあげながら、レイナは溜息をついた。

見透かされている。藤川はレイナが考えているよりもずっと頭が良く、手強そうだ。

そもそも、なんで自分は了承してしまったのか。それが最大のミスだろう。

はっきり言って、レイナには藤川と遊んでいる暇があるとは思えない。休日だって図書館に行って、勉強に勤しんでいる。レイナは下位合格であったため、司法修習生時代にすごく苦労した。今だって、田森に迷惑をかけないように、知識をつける努力をしないといけない。
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