29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
広い戸建て住宅であり、犬のための部屋が一部屋割り当ててあり、そこからは散歩以外では基本的に出していないという。息子の妻は、何かをしていれば余計な考え事をせずに済むらしく、掃除や片付けはきちんとなされており、家は至極整然としていた。藤川がお邪魔することについても、煩わしいどころか、むしろメリハリがついていいと言っており、とても歓迎してくれた。
病気については小康状態を保っているようだが、完治には至ってはいないと田森の息子は言っていた。心の奥の底に潜む辛さは消えていないらしいのだ。
なんでも息子の妻は毎晩就寝前に祈っているとのことだ。ある日、息子が何を祈っているのか尋ねたところ、彼女は「次は絶対にアメリカに生まれますように、と祈っているの」、と答えたという。
アメリカは情勢的に鑑みて、現代の日本人が縋るような国では決してない。しかし、息子の妻が生きていく上でそれしか希望として持てないのだとしたら、藤川は悲しいと感じた。田森の息子も同感であるという。
病気については小康状態を保っているようだが、完治には至ってはいないと田森の息子は言っていた。心の奥の底に潜む辛さは消えていないらしいのだ。
なんでも息子の妻は毎晩就寝前に祈っているとのことだ。ある日、息子が何を祈っているのか尋ねたところ、彼女は「次は絶対にアメリカに生まれますように、と祈っているの」、と答えたという。
アメリカは情勢的に鑑みて、現代の日本人が縋るような国では決してない。しかし、息子の妻が生きていく上でそれしか希望として持てないのだとしたら、藤川は悲しいと感じた。田森の息子も同感であるという。