29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡

「私、趣味は星雪歌劇団のおっかけなんですよ。本当、かっこよくて、よく観るために、特製のオペラグラスまで買いました」

「この前もそれ言ってたよね」

「月組の桐乃ヒロトさんの男役としての色気が堪らないんです。相手役の佳蘭舞奈ちゃんも、いつもキュンキュンしてますってインタビューで言ってて、リフトとか見てると、羨ましくなっちゃうぐらいで...」

「それ言ってれば、俺が嫌いになってくれるとでも思ってんの?」

この時、二人はプールの端にいて、レイナは壁側にいた。その壁に藤川が手を突き、レイナはまた挟まれた。

「すぐ冷めるほどの中途半端な気持ちで告白したわけじゃないからね。逃げるなら、取っ捕まえるまでだから」

その迫力で、レイナは押し黙った。そしてまた作戦が失敗した、と落胆した。

「それと、この前から思ってるけど、そんなに男慣れしてなくて大丈夫?この仕事、下ネタ扱うなんて日常茶飯事でしょ」
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