29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
まだまだ新米で半人前の身であるのはもちろん、両親への法科大学院費用の返還という大仕事が残っている。恵まれてはいたが、決して裕福とは言えない家計事情の中、私立に中学から通わせ、大学まで出してもらった上に、三年間の法科大学院の学費までかかってしまったのだ。その借金を返すまで出て行ってはいけない、と両親からレイナは言われている。
よくレイナは母から、「あんたにいくらかけたと思ってるんだ。私たちの老後の生活費を使い尽くした。これから働いて返せ」、と言われてしまう。
ごもっともだとは思うが、大して金をかけなかったにもかかわらず、家庭に入れたという理由だけで姉を今頃になって持ち上げるのはいただけなかった。
私立中学を受験させたのは両親であるし、大学まで進ませたのも両親の希望だったはずである。
それに元はと言えばレイナが弁護士を志したきっかけは、姉の騒動とそれに伴う両親の対応に疑問を抱いたことにある。文句を言われる筋合いなんかない、とレイナは考えている。
とにかくさっさと両親には金を返し、縁を切ってやる。
よくレイナは母から、「あんたにいくらかけたと思ってるんだ。私たちの老後の生活費を使い尽くした。これから働いて返せ」、と言われてしまう。
ごもっともだとは思うが、大して金をかけなかったにもかかわらず、家庭に入れたという理由だけで姉を今頃になって持ち上げるのはいただけなかった。
私立中学を受験させたのは両親であるし、大学まで進ませたのも両親の希望だったはずである。
それに元はと言えばレイナが弁護士を志したきっかけは、姉の騒動とそれに伴う両親の対応に疑問を抱いたことにある。文句を言われる筋合いなんかない、とレイナは考えている。
とにかくさっさと両親には金を返し、縁を切ってやる。