29歳新人女性弁護士 超イケメンハイスペックな先輩に溺愛されちゃいました♡
赤、ピンク、紫、黄色、そしてなんと青まである。大きさも様々であり、よく見る観葉植物並みの高さがあるものもあれば、普通の鉢植えより少し大きいかぐらいの背丈が低いものもある。また花びらの形状も一律ではなく、丸みがあったり、細長かったり、と同じ種類とは思えないほどバラエティーに富んでいる。

「すいません。お花なんて退屈ですよね」

温室内を一周し、コースの終盤に差し掛かったところで、レイナは藤川に問いかけた。

「全然。レイナと居られるだけで俺は嬉しいからさ」

少しいたずらっぽく藤川は微笑む。こんな表情は田森や華恵の前では見せることはない。レイナにだけ見せる、素の姿なのかもしれない。

「そっ、そうですか...」

視線がぶつかったままだと、そのまま射抜かれてしまいそうなので、レイナは黒目を脇にずらした。

「レイナはどう?俺と一緒に居て楽しい?」

「はっ、はぁ...」

スリルの連続です、というのが本音だが、さすがにそれは口にできなかった。
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