ハニートラップ
――……
――――

着信の相手は俊平だった。

あっちも同じ目にあったらしい。
二人三脚に誘われた。

(千歳ちゃんが気にするでしょうが、アホ!)

そう思って断ろうとした時、

「珠桜。」

高峰くんが教室にやってきた。

ただならぬオーラに一瞬で教室が冷え切る。
高峰くんは怒っている。

「来て。」

――珍しく教室に来たと思ったら……
ホント自分勝手。

「ミナ。二人三脚のとこに、私の名前書いといて。」

心がざらつく。
でも、拒否できない。

みんなが静かに見守る中、私は高峰くんに着いて行った。

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