愛しい君よ〜俺達の恋〜
「まぁ家にいるからな」




「そうだぞ、忙しいからと言わずもう少しこっちにも顔を出せ」



俺の当たり前の返事に付け加えるように親父も言って席についた。





「ほんと、久しぶりね。4人が揃って食事が出来るなんて」



ローストビーフにナイフを入れながら母さんが微笑む。






何時ぶりだろう…。




こうして顔を合わせて食事をするなんて。





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