愛しい君よ〜俺達の恋〜
ましてや海と食事を一緒にするのは何年もなかったような気がする。








目の前の料理にかぶりつく海は相変わらずで。




一心不乱に食するお前は、そんなお前を見つめる俺に気付いているのか…?






こうして顔を合わす度に互いに分け合った血の成分の分析をしてしまう。





俺とお前で違うことが多すぎて。





双子なのかすら疑ってしまう。






俺はすごく屈折していると思う。




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