愛しい君よ〜俺達の恋〜
辛い勉強も塾も全部歯を食いしばって頑張った。




少年野球に精を出す海。


泥だらけの海の服を何やら言いながらも楽しそうに洗濯する母さんを見て羨ましかった。






でも、


海もいつか俺のことが羨ましくなるはず。






そんな負けず嫌いな性格だけで毎日を過ごした。






そして、海は地元の公立中学に。




俺は県下有数の名門中学に。







それぞれの道がまた大きく分かれたのがこの時だった。
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