私の人生を変えてくれた人 番外編2

「…………どう接していいか分からないです
 先生は先生だけど、前の先生じゃない
 …………今更先生として見れないです、下山先生のことを
 先生といると…………前と同じ関係を望んじゃう………」

「………………もしさ、今のアイツがその関係を望んだら君は受け入れるの?」

「………受け入れないですよ
 私が好きになったのは、今の先生じゃないですから
 ………………もし、記憶が戻らないなら、私が消えるだけですし」

「っ……………
 ……いつ戻るか分からないよ
 でも絶対君のところに戻るから
 だから消えるなんて言わないで
 アイツも今頑張ってるから」

「………私に会いたくなくて、先生が望んで戻ってこないだけかもしれないじゃないですか
 そしたら一生記憶は戻らない
 今の私は、先生のために生きるって約束を守ってるだけ
 その先生がいないなら………私は生きたくない」

「岩本さん……………って、アイツ……
 下山、お前には授業見てるように頼んだだろ
 なんでここにいるんだよ」

「…………やっぱり心配だったので
 というか、口調砕けてますけどいいんですか?」

「あー、この子の前なら大丈夫
 まぁお前が居るなら預けるわ
 内山さんに喧嘩売っといて待てないとか言うなよ」

「大丈夫ですよ
 コイツ軽いんで」

「確かに
 じゃ、後はよろしく」

そして竹内先生は行ってしまった

「……………どこにいたかは聞かない
 けど、屋上とかそういう危ない場所にいたわけではないよな?」

「…………普通のところ」

「ならいい
 ………………心配した
 また変なことしてるんじゃないかって」

「…………………」

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