私の人生を変えてくれた人 番外編2

「………屋上は関係ない
 むしろ………今の先生と同じ考え
 危ないから行くなって」

「考えが同じで良かったわ
 前の俺にも止められてるなら行くなよ」

「…………………」

「………約束ってなんなの
 それは嫌いな奴にも適用されるわけ?」

「…………私が変なことしてもいいなら別に良いです」

「いや、良くはない
 こないだは本気で焦った」

「……ならここに居てください」

「………………分かった
 パソコンだけ取ってくるわ」

そして先生は行ってしまった


もうやだ…………

少しは分かってよ………


ここに一人でいるのが嫌なのに………


怖い…………





そしてどんどん呼吸が苦しくなっていく



早く戻ってきてよ…………


早く助けて…………




少しは動けるようになってた体をどうにか動かし、上靴を履いた


苦しい………


ここから逃げないと…………



「おい、何で上靴履いてるんだ
 まだ寝てろ」

「ハァハァハァ…せ……んせ……ハァハァハァハァ………」

「は、ちょっ、お前、何でそんな呼吸おかしくなってるんだよ」

「せ…ハァハァハァハァ……んせ……ハァハァハァハァハァ…………」

そして私は立ち上がった

けど、足に力が入らなくて先生の方へ倒れ込んだ

「お前、バカなの?
 こんな状態で立つな
 俺いなかったら床直撃だぞ?」

「…ハァハァハァハァ……」

「………ベッドに戻るぞ」

「ハァハァハァハァハァ…やだ……ハァハァハァハァ…」

「嫌ってお前なぁ………
 立ってるのもしんどいだろ
 いくら俺が支えてるにしても」

「ハァハァハァハァハァハァ………やなの……ハァハァハァハァ…せんせ……ハァハァハァハァハァ……」

「何が嫌なんだよ?
 嫌いな奴にくっついてるのが嫌なんじゃねぇの?
 それなら大人しくベッドに戻れ」

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