私の人生を変えてくれた人 番外編2
「それって…………」
「写真、俺と撮ってくれますか?」
「…………いいんですか?
前の先生、形残すの嫌ってましたよ」
「良いんじゃね?
まぁアイツが嫌がるならその時捨てて
俺は俺がやりたいことをするだけだから
別にお前、俺達を困らせることはしないはずだし」
「それは当たり前ですけど………」
「………俺のわがまま、付き合ってよ」
「…………まぁ良いですよ
前の先生に怒られたら庇えるかは知りませんけど」
「別に庇わなくて良いよ
俺のせいでお前が怒られるのは最悪だし」
「先生………」
「さっ、撮ろうぜ!
こういう時くらい笑ってくれよ?
お前の笑顔………あまり見れてないから」
「何それ
普通に笑ってますけどね」
「そうか?
全然笑ってくれないけどな
………じゃ、撮るぞ」
そして私たちは写真を撮った
「…………ツーショット初めて」
「初めてがニセモノで悪かったな」
「ニセモノじゃないし
先生は先生だもん
それに嫌だったら撮る前に断ってるから
だからそんな言い方しないで」
「………そっか
そのうちプリントしてお前にあげるわ
その後は取っとくなり捨てるなり好きにして
とりあえず俺は満足したから
ありがとな」
「…………スマホのデータは?」
「プリントしたら消す
さすがにアイツの職を失くす訳にはいかないから」
「……そっか」