私の人生を変えてくれた人 番外編2
‘俺のことを待ってる奴なんて……’
「いるだろ…………お前が誰よりも大切に思ってる奴が………
アイツも……お前のことを誰よりも大切に思ってる」
‘………俺はアイツと向き合うことから逃げた
そのせいで………お前を生み出したんだ’
「俺じゃダメなんだよ…………クラスの奴も……アイツも………
それに……お前は逃げてない
アイツとちゃんと向き合ってる
向き合わないと………あんなノートは作れないだろ」
‘お前……見たのか………’
「見るしかねぇだろ
大切そうに一冊だけ別のところで保管してるんだから
一目で分かったよ…………コイツのこと好きなんだなって
だから俺は…………アイツを拒んだ」
‘…………アイツを守ってくれ’
「…………俺の役目は終わった
これで終わりだ」
‘そんなこと言わないでくれよ………’
「良い加減、戻れ
じゃないとまた新しい人格が生まれる
今度は、アイツに手を出す奴かもしれないぞ?
俺は我慢したんだよ………立場とお前らのために
それに…………無神経で何も考えない奴が生まれてきたら………アイツはもっと傷つく
俺も傷つけた張本人なんだけどな」
‘………………………’
「………ごめんな、本当に
こんなことにするつもりはなかった
けど、今後こんなことにならないためには…………お前が戻るしかないよ
そんで、アイツを支えられ
お前のためなら生きられるんだから」
‘………………そう…だな’
「…………幸せになれよ
アイツのこと……………幸せにしてやって
俺が愛した奴のこと………もう泣かせるなよ」
‘あぁ…………ありがとな
頑張ってみる’
「…………じゃあな」
そして俺の記憶は途絶えた

