ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「皆も座ったな。では、ありがたき糧を」

「ありがたき糧を!」

 狼隊長に声を合わせて食事への感謝の言葉を言うと、彼らは今朝も最高に美味しい朝食に夢中になった。
 エリナも小さな口を懸命に動かす。焼き立てで噛むとじゅわっと肉汁が溢れ出すベーコンや優しい卵の味が広がるスクランブルエッグ、大地の元気が湧き出てきたような新鮮なサラダに焼き立てパン、熟成された旨みたっぷりのチーズ、甘酸っぱいジャムといった品々を楽しんだ。

「美味しいにゃん、んにゃんにゃんにゃ」

 可愛らしいんにゃんにゃ声を出して食べるエリナは、しばらくすると首を傾げて「やっぱり、青弓亭の朝ごはんは特別に美味しいにゃんね?」と言った。

「最近は、みんなで力を合わせて作るじゃないですか。そうすると、なんだか料理の中に、優しい気持ちがたくさん詰まっている気がするにゃんよ」

「ふふっ、どうやら俺の優しさがベーコンを通して届いたみたいだね?」

 狐のサファンが、冗談まじりに言って子猫にウィンクした。
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