ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「それで、今日の買い物はわたしがひとりで行ってくるからにゃんね」
「え?」
胸を張る子猫に、コレットは「それはちょっと心配ですぅ」と言った。
「大丈夫。市場にはほとんど毎日通っているし、だいたいわたしは身体は子猫だけど中身は大人にゃん。コレットちゃんも、フェアリナの姿を知ってるにゃんね?」
「それは、もちろん、知ってますけどぉ……子猫の姿のまま買い物に行くんですよね?」
「青弓亭の買い物だから、それはそうなのにゃ」
「うーん……」
コレットはためらっていたが、エリナに「病気の姉さんをひとりにしたくないにゃん。なにかあったらと思うとすごく心配だし、なにより弱っている時にひとりになるのは……とてもつらいから……」
エリナは、日本で暮らしていた頃のことを思い出していた。
孤独なエリナは、熱が出て身体が動かなくなっても、寒い部屋でうずくまることしかできなかった。病院に連れて行ってくれる人もいないし、支払うお金も持っていない。風邪をひいたらなんとかお湯を沸かして、そこに砂糖を入れたものをすすって身体を温め、つらくて苦しい時をやり過ごすしかなかった。
気丈なエリナだったが、この時ばかりは不安に押しつぶされそうになって涙を流したのだ。
だから、大好きで大切なミメットが病気の今は、絶対に、ひとりにしたくなかったのである。
「え?」
胸を張る子猫に、コレットは「それはちょっと心配ですぅ」と言った。
「大丈夫。市場にはほとんど毎日通っているし、だいたいわたしは身体は子猫だけど中身は大人にゃん。コレットちゃんも、フェアリナの姿を知ってるにゃんね?」
「それは、もちろん、知ってますけどぉ……子猫の姿のまま買い物に行くんですよね?」
「青弓亭の買い物だから、それはそうなのにゃ」
「うーん……」
コレットはためらっていたが、エリナに「病気の姉さんをひとりにしたくないにゃん。なにかあったらと思うとすごく心配だし、なにより弱っている時にひとりになるのは……とてもつらいから……」
エリナは、日本で暮らしていた頃のことを思い出していた。
孤独なエリナは、熱が出て身体が動かなくなっても、寒い部屋でうずくまることしかできなかった。病院に連れて行ってくれる人もいないし、支払うお金も持っていない。風邪をひいたらなんとかお湯を沸かして、そこに砂糖を入れたものをすすって身体を温め、つらくて苦しい時をやり過ごすしかなかった。
気丈なエリナだったが、この時ばかりは不安に押しつぶされそうになって涙を流したのだ。
だから、大好きで大切なミメットが病気の今は、絶対に、ひとりにしたくなかったのである。