ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
さて、エリナの出かける様子を物陰から見ているひとりの青年がいた。過保護な保護者のルディである。
先程、子猫にぐいぐいと背中を押されて出勤した王都警備隊長は、本部につくと昨晩からの申し送りやら事務処理やらを大変なスピードで終わらせた。そして「今、青弓亭には小さな女の子しかいない状態だからな! 王都で一番厳重な警備が必要な場所なのだ」と力強く宣言すると、全速力で店に戻ってきたのだ。
この行動は職務を蔑ろにしているようだが、実はそうではない。
この国において、子猫のエリナは最重要人物なのである。数々の新しい料理を作り、食材を見つけ、さらにスカイヴェン国の食文化のみならず、国民の教育環境の向上のために重要な提案をし、行動もしているという、才能あふれる有能な子猫なのだ。
たとえケット・シーでなかったとしても、エリナは大切な『国の宝』だ。
こんな事情で、エリナがこの国の守護妖精であることが明らかになる前から、ルディの一番の任務は『子猫を安全に養育すること』になっていた。
先程、子猫にぐいぐいと背中を押されて出勤した王都警備隊長は、本部につくと昨晩からの申し送りやら事務処理やらを大変なスピードで終わらせた。そして「今、青弓亭には小さな女の子しかいない状態だからな! 王都で一番厳重な警備が必要な場所なのだ」と力強く宣言すると、全速力で店に戻ってきたのだ。
この行動は職務を蔑ろにしているようだが、実はそうではない。
この国において、子猫のエリナは最重要人物なのである。数々の新しい料理を作り、食材を見つけ、さらにスカイヴェン国の食文化のみならず、国民の教育環境の向上のために重要な提案をし、行動もしているという、才能あふれる有能な子猫なのだ。
たとえケット・シーでなかったとしても、エリナは大切な『国の宝』だ。
こんな事情で、エリナがこの国の守護妖精であることが明らかになる前から、ルディの一番の任務は『子猫を安全に養育すること』になっていた。