イケメン御曹司たちから寵愛をいただきました！？

「とりあえずまずは生徒会メンバーを
　紹介したいから生徒会室に来てほしい。」
「はい、わかりました」

生徒会室に行く途中、光輝さんに向けた
黄色い声は止まらなかった。


「ここだ。入るぞ？」
ｶﾞﾁｬｯ

「おはよう、みんな。」
「あー！！かいちょーだー！！！！おはよー！」
「光輝か、おはよう」
「霧島先輩、おはようございます」
「光輝〜、おはよう〜。で、後ろに隠れてる
　キミは誰なの？」
ｷﾞｸｯ
すごく全員顔が整っていらっしゃる…！
私なんかがお話して良い方なのかな…。
「おい、海理。この子を威嚇するな。」
「えっと、今日から転校します、白咲 愛莉です」
ﾍﾟｺｯ

「…」

「……」

「………」

「…………」

ｼｰﾝ。静かになってしまった教室。第一声を上げたのは…
最初に光輝さんにあいさつをした人だった。

「めっちゃかわいいんだけど！！！！」
「そ、そんなわけないです…！」
「えぇ〜！かわいいのにー！！」

「というかお前ら自己紹介しろ。」

「はいはーい！！僕は杏藤 瑠夏だよ〜！中2〜」

「俺は猪野 瑠依。中3だ。」

「僕はルカ・アムリリスです。
　一様アメリカ人です。中1です。」

「俺は中1の霧島 海理だよ〜。光輝の弟。」


「よ、よろしくお願いします…！」

「よろしくね〜！ってやばっ！！ホームルーム
　始まっちゃう！！愛莉ちゃんは、
　ここに先生が迎えに来るからまっててね！
　急ぐぞ〜！」

「またあとでね〜！」　

「えっと、頑張ってください…？」