一夜だけの恋も、重い愛もいりません。〜添乗員しづの恋
 陽はすっかり落ちて、田舎の一本道を進んでいき、大きなディスカウントショップ前のバス停で停車。
 
 「ありがとうございました!」 「お疲れ様でした。お気をつけて!」
 
 若い女子二人組が大きな荷物を持って降りていく。
 
 岡田に視線を移して、
 「運転手さん!バイバイ!」
 
 と、笑顔で手を振っていた。
 
 岡田も悪い気はしないようで、「お気をつけて」と微笑んでいた。
 
 そういえば、あのくまもんのキーホルダーは岡田の手元に戻ったのだろうか?


 



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