冷酷な皇帝の溺愛
図書室の中はモダンな雰囲気になっていた。
本棚は部屋の高さの半分程で、本がいっぱい詰まっている。
私は本を数冊手に取り、日当たりのいい席に座って読み始める。
しかし、本を読み進めているうちに、うとうとと眠気が出てきた。
うーん、眠い…。
首がかくんと落ち始め、私はついに眠ってしまった。
どのくらい経っただろうか。
「月……。」
聞き覚えのある声がして、ふわふわした意識の中、
私は名前を呼んだ。
「ん…や、よい…くん……?」