冷酷な皇帝の溺愛


図書室の中はモダンな雰囲気になっていた。




本棚は部屋の高さの半分程で、本がいっぱい詰まっている。




私は本を数冊手に取り、日当たりのいい席に座って読み始める。




しかし、本を読み進めているうちに、うとうとと眠気が出てきた。




うーん、眠い…。




首がかくんと落ち始め、私はついに眠ってしまった。




どのくらい経っただろうか。




「月……。」




聞き覚えのある声がして、ふわふわした意識の中、




私は名前を呼んだ。




「ん…や、よい…くん……?」
< 33 / 38 >

この作品をシェア

pagetop