バタフライ エフェクト
「……それは」
と、私が口を開くと、梨々愛が被せるように言った。
「お約束は出来ません」
「あなた達の望みは叶えさせておいて、私の望みは叶えてくれないの?」
「叶えないとは言っていません。ただ、それをお約束することは出来ないと言いました」
香菜子は「なるほどね」と呟き、
「あなた、村山さんだったわね? 気をつけたほうがいいわ」
と、咳こみながら言う。
「気をつけるって?」
「元寄よ。さっき連れて行かれそうになったって言ってたわよね?」
香菜子は私をジロリと見つめ、
「あなたも気を抜いてはいけない。だけど、彼女を守ってあげなくてはダメよ」
と、言う。
「どういうことですか?」
「元寄が好みそうな子だからよ。気が強くて、髪の毛が長くてキレイ」
「……そんな人、世の中にたくさんいます」
と、梨々愛がむすっとして言うと、香菜子は首を振って、梨々愛に厳しくも静かな目を向けた。
「いいえ。わかるのよ。あなたは危険よ」
と、私が口を開くと、梨々愛が被せるように言った。
「お約束は出来ません」
「あなた達の望みは叶えさせておいて、私の望みは叶えてくれないの?」
「叶えないとは言っていません。ただ、それをお約束することは出来ないと言いました」
香菜子は「なるほどね」と呟き、
「あなた、村山さんだったわね? 気をつけたほうがいいわ」
と、咳こみながら言う。
「気をつけるって?」
「元寄よ。さっき連れて行かれそうになったって言ってたわよね?」
香菜子は私をジロリと見つめ、
「あなたも気を抜いてはいけない。だけど、彼女を守ってあげなくてはダメよ」
と、言う。
「どういうことですか?」
「元寄が好みそうな子だからよ。気が強くて、髪の毛が長くてキレイ」
「……そんな人、世の中にたくさんいます」
と、梨々愛がむすっとして言うと、香菜子は首を振って、梨々愛に厳しくも静かな目を向けた。
「いいえ。わかるのよ。あなたは危険よ」