バタフライ エフェクト
「やだっ!! 折角ここまで来たの!! 私はあいつを!!」
と、抵抗する梨々愛をどうにか持ち上げ続けて、芹香が梨々愛の体を抱っこする形で引っ張った。
もがく梨々愛を何とかランドリールームに帰し、私は知穂を抱っこした。
「紫が帰れなくなるって!」
と、知穂は言うけれど、
「大丈夫、何とか帰るから!」
なんて、強がった。
知穂が無事に帰ってから、
(帰れるかな……?)
と、不安に思っていたら、元寄が私の腕を引っ張った。
「紫!!」
知穂と芹香の声。
「香菜子を渡せ!! 香菜子を!!」
梨々愛が穴から顔を出そうとするけれど、知穂と芹香が二人がかりで止めている。
その時だった。
穴が閉じてしまったのは……。
と、抵抗する梨々愛をどうにか持ち上げ続けて、芹香が梨々愛の体を抱っこする形で引っ張った。
もがく梨々愛を何とかランドリールームに帰し、私は知穂を抱っこした。
「紫が帰れなくなるって!」
と、知穂は言うけれど、
「大丈夫、何とか帰るから!」
なんて、強がった。
知穂が無事に帰ってから、
(帰れるかな……?)
と、不安に思っていたら、元寄が私の腕を引っ張った。
「紫!!」
知穂と芹香の声。
「香菜子を渡せ!! 香菜子を!!」
梨々愛が穴から顔を出そうとするけれど、知穂と芹香が二人がかりで止めている。
その時だった。
穴が閉じてしまったのは……。