ハチャメチャ☆☆ゆうえんち男子

「でしょでしょ。水の中って気持ちいいよね。陸の上ってめんどいぃ。立ってるだけで足の疲労感半端ないぃ」


「自己紹介、名前大事!」とジェットくんに強めに怒られても、精神的ダメージがゼロらしい。

「好きにしゃべらせてよぉ」と、水色の髪を踊らせながらケラケラと笑っている。


「俺は流れるプールの妖精・ミズキ。ミズキって名前はカンラがつけてくれた。ジェットからプールって名前を付けられそうになったんだよ。いや無理って思うじゃん。全力で反対してよかった。ミズキって響きが気に入ってるんだ」


 ミズキくんはニコニコで肩を揺らしながらしゃべるから、嬉しさが伝染しちゃった。

 僕のほっぺが勝手に緩んじゃう。


「で、このちっこくて猫背なのがユウ」


 僕と目を合わせず、うつむきっぱなしの男の子が1名。

 おどおどしている彼の肩に腕をまわしたミズキくんに続き、他のメンバーもしゃべりだす。

< 14 / 26 >

この作品をシェア

pagetop