ヤンデレ腹黒な仮面作家は激重な執着溺愛を隠さない
「でも、嫌だった。あなたをとられたくなかった。私だけを見ていてほしいって思った。おかしいよね」
「おかしくない」
「おかしいよ。好きかどうかもわからないのに、独占欲丸出しで、あなたに愛されたいって思っちゃったの」
ふふっと笑う気配があって、彼が立ち上がるのがわかった。目を開けても彼を見る勇気がなくて、テーブルだけを凝視する。
ふわっと頭を抱きかかえられ、耀理は驚いた。言葉を無くしていると、彼は言う。
「いいんだよ、それで」
髪を撫でる手はどこまでも優しく、耀理を包み込む。
「もっと俺を欲しがって。どれだけでも貪欲になって。大丈夫、俺はそれに応えるし、最後には俺を好きにさせるから」
そっと顎を支えられ、顔をあげさせられる。
潤んだ瞳に映るのは、優しい微笑を称えた史弥。
「なにがあっても俺はあなただけのものだ」
断言されて、耀理は泣きそうになりながら、なんとか苦笑の形に顔をつくる。
「そんなの、好きになっちゃう」
「いいよ、好きになって」
彼の唇が近付いて来て、耀理は目を閉じる。
彼の唇はやわらかく耀理のまぶたに口づける。
温かなそれが離れたとき、耀理は彼に疑問のまなざしを向けた。
彼は長い指をそっと耀理の唇に押し当てる。
「ここは、本当に俺を好きになったときのお楽しみにとっておく」
耀理は思わず両手で自分の顔を覆い、彼はふふっと笑いをこぼして耀理を抱きしめる。
恥ずかしかったのか嬉しかったのかわからないまま、耀理は泣きそうになるのをただ必死にこらえていた。
「おかしくない」
「おかしいよ。好きかどうかもわからないのに、独占欲丸出しで、あなたに愛されたいって思っちゃったの」
ふふっと笑う気配があって、彼が立ち上がるのがわかった。目を開けても彼を見る勇気がなくて、テーブルだけを凝視する。
ふわっと頭を抱きかかえられ、耀理は驚いた。言葉を無くしていると、彼は言う。
「いいんだよ、それで」
髪を撫でる手はどこまでも優しく、耀理を包み込む。
「もっと俺を欲しがって。どれだけでも貪欲になって。大丈夫、俺はそれに応えるし、最後には俺を好きにさせるから」
そっと顎を支えられ、顔をあげさせられる。
潤んだ瞳に映るのは、優しい微笑を称えた史弥。
「なにがあっても俺はあなただけのものだ」
断言されて、耀理は泣きそうになりながら、なんとか苦笑の形に顔をつくる。
「そんなの、好きになっちゃう」
「いいよ、好きになって」
彼の唇が近付いて来て、耀理は目を閉じる。
彼の唇はやわらかく耀理のまぶたに口づける。
温かなそれが離れたとき、耀理は彼に疑問のまなざしを向けた。
彼は長い指をそっと耀理の唇に押し当てる。
「ここは、本当に俺を好きになったときのお楽しみにとっておく」
耀理は思わず両手で自分の顔を覆い、彼はふふっと笑いをこぼして耀理を抱きしめる。
恥ずかしかったのか嬉しかったのかわからないまま、耀理は泣きそうになるのをただ必死にこらえていた。