腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
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一時間後、集中力が切れたので、美咲くんと合流してみることにした。
私はとりあえず、お会計を済ませたので、美咲くんに連絡してみることにした。
《私はもうお会計を済ませたんだけど、美咲くんは今、どんな感じ?》
買い物に夢中でメッセージに気づかない可能性も高い。
それに今、ここにいないということはまだ探しているということなのであろう。
この数の中からお目当てのお宝を全部探し当てるのはかなり難しい。
私もさすがにこの数はお手上げだが、美咲くんならなんとなく上手く探せそうな気がする…。
いや、あの強運の持ち主であったとしても、この数はお手上げかもしれない。
もし、本当に彼が全部お目当ての同人誌を手にしていたとしたら、さすがに凄過ぎて引いてしまうかもしれない。
いくらなんでもそんなことは早々起こるはずがないか。彼を過信しすぎているかもしれないと反省した。
欲しかった奴だけではなく、見ているうちになんとなく欲しくなり、それを手に取り、気づいたらいつの間にか買っていたなんてことはよくある話だ。