腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
《ありがとう。教えてくれて。俺、頑張ってくるわ》

今の俺なら、茜に告白することもできそうな気がしてきた。
これでもし、告白できなかったら、俺は真のヘタレということになる。

こんなチャンスを逃すなんて、後にも先にももう二度とチャンスは回ってこないと思う。
絶対、それだけは避けたい。もう今の関係を変えると決めたのだから、後先は考えないことにした。
仮に告白してフラれたら、綾香にヤケコラボカフェにでも付き合ってもらうことにしよう。

その後、茜と気まずくならないようにするためにも、綾香と三人で遊ぶ計画でも立てれば、なんとかこの関係が壊れずに済むであろう。

俺が告白したことにより、この関係が壊れちゃったとしても、それでも俺が茜を想う気持ちは変わらない。

ゆっくり忘れていく努力もするし、友達としても上手くやっていける年齢にもなってきたので、今の俺なら上手くやっていくことも可能だ。

だから、大丈夫。もう迷うことなんて何もない。
あとは無事に当日を迎えるのみだ…。

どうか告白するタイミングが作れますようにと、心の中で願った。

そして、いよいよデート当日を迎えるのであった。
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