腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「俺も実はその方が今はいいと思ってる。告白して茜に逃げられて。間違えたかな告白するの…って落ち込んだけど。
でも今日会ってみて。告白したことは間違えではなかったと思った。
それよりも茜と一緒に居られない方が辛い。茜にはいつも通りでいてもらった方が嬉しい。俺はいつも通りの茜が好きだから」

いつも通りの自分が好きだと言われて、嬉しくない人なんていない。
歯痒い甘い台詞なんかより、こっちの方がグッときた。胸に深く突き刺さった。

「あ、…りがと……。クリスマス、思いっきり楽しもうね」

「おう。今から楽しみだ」

今からクリスマスデートのことを考えるだけで、緊張してきた…。
この時の私は、ドキドキさせられている自分の気持ちに、まだ気づいてはいなかった。

「よ、よろしくお願いします…」

これなら安心だ。いつも通り楽しく過ごせそうだから。
徐々に前へ進みたい。自分の気持ちとも。美咲くんとの関係性についても。

「でも、俺は隙を見つけてはアピールしてくけどな」

油断も隙もない。それもそうか。告白して、告白の返事を待たされてるのだから。その間にやれることはやっておきたい。可能性があるならより…。
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