腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「話変わるけど、もうすぐ冬コミだな」

美咲くんから話題を振ってきたくせに、恥ずかしくなり、さり気なく話題をすり替えた。
そんな美咲くんを微笑ましく思いつつ、話題をコミケへと転向させた。

「そうだね。あと数日後にもう冬コミが始まるね。今回も楽しみだな。
そういえば、冬コミも綾香が誘ってくれたね」

「そういえば、そうだったな。アイツのそういうところは見習いたいところだな」

確かに綾香のそういうところは、見習いたいところである。

「うん、本当見習いたいところだよ」

「俺は前回の夏コミがコミケ初参加だったから、今回の冬コミでコミケ自体は二度目の参加になるけど、冬コミ自体は初めてだな…」

美咲くんは私達と一緒に参加するまで、コミケに参加したことがなかった。
だからこそ、私達の中で誰よりもコミケに対する想いが熱い。
またこうして、美咲くんと綾香と一緒に参加できて嬉しい。これからもずっと参加し続けられるといいなと思った。

「冬は夏より気候的には楽だけど、参加者の熱量は夏に劣らないよ」

「マジか。激アツじゃねーか」

「激アツだよ。やばいよ。冬もなめたらアカンで」

「何故、急に関西弁?まぁ、ええけど」

「美咲くんも関西弁になってるよ?」

「あ…本当だ。俺らおかしいよな。参加するのコミケだから、大阪じゃないのにな…」
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