腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
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打ち上げ会場は今回、コミケの会場から近い旅館で行われることになった。
私と綾香が相部屋で、美咲くん一人だけ男性ということもあり、一人部屋となった。
何故、旅館になったかというと、お酒を飲みたいが、飲んだ後、疲れた身体で電車に揺られながら帰るのは体力的に厳しいということになり、お酒も飲めて、帰りも気にせずにゆっくりできるところが、この旅館だったのである。
「はぁ…。疲れた……」
「おっさんくさいわね、美咲」
「うるせー。俺はまだ二十代だから、おっさんではない」
「年齢はまだ若くても、発言が既におっさんくさいんだってば…」
「それマジで凹むわ。俺、そんなにおっさんくさいの?」
私からしてみたら、おっさんくさくは思えない。
寧ろ年齢より若く見える、素敵なお兄さんと言った印象である。
「美咲くん、そんなことないよ。充分、素敵な若者だよ」
「茜は誰かさんと違って、優しいよな」
「へぇー。それは誰のことかしら?今日のために色々やってあげたのに、感謝してもらえないのね…」
「ごめんね。心の中では何度も感謝してたんだけど、なかなか想いを伝えられなくて。
改めて綾香、色々と準備してくれてありがとう」
「いやいや、冗談だから真に受けなくて大丈夫だからね?!
それに茜に対して言ったわけじゃないから、茜は気にしなくて大丈夫よ」
恥ずかしい。空気が読めてなかったなんて…。穴があったら入りたいくらいだ。