腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「そっか。そういう時もあるよね。きっと綾香は頑張り屋さんだから、職場の人も、彼氏さんも、綾香の頑張りを認めていることを伝えたかったんだと思う。
それに一人じゃないし。無理強いはしないけど、たまには私にも弱音を吐いてね。いつでも話は聞くからさ。
あと、いつも私達のことを考えてくれてありがとう。綾香がいなかったら、美咲くんにバレンタインチョコも渡せなかったと思うから。
いつも皆のことを見ててくれて、傍に居てくれる、頼りがいのある優しい綾香が、大好きだよ」

「茜、やっぱり嫁にこない?」

「どうしようかな。綾香がフリーじゃないから、二番目の女は嫌かな」

「大丈夫。一番最高の女だから」

「それ、浮気する人が言う常套句だよね?」

「そんなことないよ。こんなに可愛い子を、美咲には渡さない。寧ろ私の彼氏をあげる」

「美咲くんは喜ぶかもしれないけど、彼氏さんが迷惑なんじゃ…」

「どうだろう?案外、いけるかもしれない」

「え?そういう人なの?」

「違うけど、美咲ならワンチャンありそうじゃない?」

「うーん…、あるかも。もちろん、」

「「受けだね!!」」

この時、とある腐男子が、腐女子達によって、大変な目に遭う話をされてるなんて、知る由もなかった。

「やっぱり、腐男子受けは鉄板だよね」

「それもあるし、なんか美咲って受けじゃない?」

「美咲くんには申し訳ないけど、それすごい納得」

「寧ろ美咲が攻めてる姿が想像できない…」

「確かに。想像できないね」

「なんだか話が脱線しちゃったね。でも、ありがとう。茜に話してすっきりしたよ」

「いえいえ。それならよかった」
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