腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
その後も夜通し二人でたくさん話した。朝方、話し疲れて、そのまま寝落ちした。
次の日、お昼ぐらいに目が覚め、少しゆっくりした後、私は自宅へと帰宅した。

帰宅して早々、美咲くんに連絡をした。

《茜:美咲くん、二月の十四日って空いてますか?》

事前に連絡をして、約束しておきたかったが、こんなにスムーズにお菓子作りができる自信がなかったため、ちゃんと作れたら連絡をしたいと思い、敢えて事前に連絡をしておかなかった。
こちらの都合を一方的に押しつけるわけにもいかないので、予定が空いていなかったら、バレンタイン近くのどこかで渡せたらいいなと思ってる。
どうか空いてますように…と、心の中で願いながら返事を待っていたら、美咲くんから返事が返ってきた。

《美咲:空いてるよ。もしかして、期待してもいいやつ?》

わざわざバレンタインをこちらから指定しているのだから、向こうがそう受けとってもおかしくはない。
私だって逆の立場だったら、期待する。こんな期待させるようなシチュエーションに、期待しない方がおかしい。

《茜:いいよ。出来は悪いけど、それでもよかったら…》

《美咲:茜なら大丈夫だと思うし、俺は茜からもらえることに大きな意味があるので、とても嬉しいです》

とても心のこもったメッセージに、胸の奥がギュッとなった。
早く美咲くんに渡したい。バレンタインが早くきてほしいなと思った。

《茜:そう言ってくれてありがとう。それじゃ、二月十四日に》

《美咲:おう!楽しみに待ってる》

そこで一旦、会話は終了した。後日、詳しい日程を決めた。そして、いよいよ当日を迎えた。
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