腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「このお店の良さはおいといて、とりあえず中に入って、本を探そう」

「そうだな。探すか」

お店の中に入り、BLコーナーに移動した。日頃からよく訪れているので、馴染みのあるコーナーだ。
今日もラインナップは豊富で。有名作から新作まで、ここに置いていない作品などないのではないかと思われる。

「そういや、買いそびれた新刊があった。ついでだし、買うか」

通常、普通の書店だと、BLの在庫は作品によってマチマチだが、基本的にそんなに在庫数は多くない。
でも、こういったアニメ専門ショップでは、BLやアニメに強い作品の品揃えは豊富だ。
もちろん、アニメショップであったとしても、人気作や知名度がある作品は、在庫がなくなることもある。
それでも、普通の書店に比べたら、在庫がある。
昨今では普通の書店でも負けじと、BLの種類が豊富になりつつあるが、まだまだ在庫数という点においては、アニメショップの方が上である。

「よかったね、まだ在庫があって」

「本当にあってよかった。この作品、めちゃくちゃ欲しかったから、手に入らなくて、すげー悔しい思いしたんだよ。はぁ…。来てよかった……」

池袋に来ると、こういった一期一会がある。
ヲタクにとってこの一期一会は、とても大きな意味がある。
これからも、こういった運命を大切にしていきたい。
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