腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
それも一理ある。触れてはいけない話題にするのも、意識しすぎているような気がして、逆に違和感がある。
それならいっそのこと、お互いに傷つかない程度に、弄り合った方が健全である。

「だな。これからも遠慮なく、弄らせてもらうからな」

「…とは言っても、程々でよろしくお願いします」

「どうしよっかな…。綾香の態度次第かな」

「やっぱり、あんた面倒くさ。やってらんないわ」

「おい!ふざけんな!面倒くさいってなんだよ!」

「そのまんまの意味よ。付き合ってらんないから、もう帰ろうかな…」

「おー!望むところだ!解散だ」

こうして、喧嘩別れみたいに解散した後、綾香からメッセージが送られてきた。
メッセージの内容は、

《綾香:さっきはごめん。美咲が相手となるとつい、売り言葉に買い言葉みたいになっちゃうのよくないね。
でも、私も同じ気持ちだったの。茜にはああ言ったけど、本当はめちゃくちゃ寂しかった。少しだけでも会えて嬉しかったけどね。
いつだって、三人で一緒に居るのが当たり前になりつつあったからさ。
茜と一緒に居ないなんて、なんだか変なんだよね。
でも、これが普通なんだと思う。社会人としては。
だからさ、自分達の気持ちをちゃんと自覚して、共有できたわけだし、その分、プラスに考えて応援しましょ。茜の本、楽しみだからさ》
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