腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
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そして、月日は経過し、ついに当日を迎えた…。
二人は初対面なので、緊張しているであろう。なので、今日は私が場を取り持たなければならない。
私にそんなことができるのか分からないけど、とりあえず、頑張ってみることにした。
そして、そんなことを考えていたら、インタホーンが鳴った。
「はい…」
「私。開けて」
うちのインタホーンは、モニターが付いているため、ちゃんと人の顔も確認できる。さすがに声だけで、誰だか分かってしまうが…。
「はい、どうぞ」
玄関の鍵を開けた。そう。今、家に来た人の正体は…。
「お邪魔します。茜、久しぶり」
「久しぶり、お姉ちゃん」
最近は私にも彼氏ができたので、お互いにあまり時間もなく、会えていなかった。
「そんで、彼氏は?」
「リビングにいるよ」
玄関からリビングへ向かうと、美咲くんがソファーから立ち上がり、お辞儀をした。
「初めまして。茜さんとお付き合いさせてもらってます、美咲です」
私が紹介する前に、美咲くんが自ら自己紹介してくれた。
お姉ちゃんはそれを気に入ったみたいで、目を輝かせていた。
「どうも。初めまして。茜の姉の愛香です。よろしくね」
お姉ちゃんが右手を差し出した。美咲くんは躊躇うことなくその手を取り、お互いに握手を交わした。