腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
《茜:無事に当選しました》

送った瞬間、すぐに既読が付き、返信が返ってきた。
どうやら、向こうも今、お昼休憩のようだ。
こっちも休憩中なので、返信されたLINEをすぐに開き、読んだ。

《美咲:マジか。やったー!すげー楽しみ》

文面だけでも、かなり喜んでいる様子が伝わってきた。
美咲くんの喜んでいる様子を想像するだけで、私も幸せな気持ちになった。

《茜:楽しみだね。そうだ!ライブに向けて、一緒に痛バを組まない?》

《美咲:いいね。一緒に準備したい!》

《茜:それじゃ、家で一緒にやらない?早速、今週末にどう?》

《美咲:いいよ。今週末にやろう》

こうして、今週末に一緒に痛バを組むことになった…。


           *


そして、今週末…。美咲くんが仕事を終え、そのまま家に来るのももう当たり前になっていた。
用事があって来ない時の方が、違和感を感じるようになった。
違和感…というより、寂しいと言った方が正しいのかもしれない。
ずっと一緒に居たいとは言わないが、できるだけ多く傍に居たいとは思う。
だから、週末がくるのがとても楽しみになった。
そして、今も美咲くんが来るのを待っている。
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