腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
何気ない発言にここまで褒められると、なんだか照れくさくて。でも同時に嬉しくもあった。

「そう言ってくれてありがとう。でもそう言ってる二人も、まっすぐに想いを伝えられる人だと、私は思うよ」

気づいていないだけで、二人も伝えてくれている。何度も救われた。二人の想いに…。

「本当だ。きっと茜に感化され始めたのかもね」

「だな。そういうことにしておこう」

きっと元々二人もそういう性格なんだと思うが、敢えて黙っておくことにした。
だって、好きな人達に、自分が良い影響を与えているのだと思うと、喜ばずにはいられないから。

「それで、綾香は交換どうだったの?」

「めちゃくちゃ良い人達でさ、ヲタクの優しさや有難みを感じたよ」

こうやって輪が広がっていくのは、とても素敵なことで。
これからも優しいヲタクで溢れていくといいなと思った。

「よかったね。交換相手が良い人達で」

「そうだな。良い人達でよかった」

「二人共、そう言ってくれてありがとう。これで心置きなく推しを引き連れて楽しめるよ」
< 617 / 950 >

この作品をシェア

pagetop