腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
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そして、私は夏コミにサークル参加することを、先輩に報告した。
「…ってことになったので、今回は先輩の力は借りずに、やってみようと思います」
すると、先輩は優しい声色で話してくれた。
「そっか。そうなったんだね。お互いに頑張りましょ」
先輩のその言葉を聞き、私はそっと背中を押された気持ちになった。
「そうですね。お互いに頑張りましょ」
「…で、打ち上げはどうする予定なの?」
きっと先輩は、私と美咲くん二人でどんな打ち上げをするのか、気になっているのであろう。
「具体的なことはまだ決まってないですけど、コミケが落ち着いたら、お泊まりデートすることだけは決まってます」
「え?すごいじゃん。今回はどっちから誘ったの?」
こういうことに、先輩はかなり食いついてくる。
振り切ろうとしても、無駄な抵抗に過ぎないので、大人しく答えることにした。
「今回は美咲くんからです」
「へー。美咲くんも男らしくなったね」
今までずっと見守ってきた先輩は、きっとお母さんみたいな気持ちなのであろう。
声から想いの温かさが伝わってきた。
「はい。男らしくなりました」
「二人が順調に恋人らしくなってて、お母さんとしては嬉しいです」
やっぱり、お母さんだったか。
こうやって、自分達のことを傍で見守ってくれている人達がいることに、心から感謝した。