腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「いつから私達のお母さんになったんですか?
でも、そう言ってもらえて嬉しいです。ありがとうございます」

「いえいえ。お泊まりデートも頑張ってね」

きっと準備を怠るなという、先輩からの忠告であろう。
もちろん、私も忘れるつもりはない。私だって、お泊まりデートが楽しみだからである。

「うん。頑張ります。それじゃ、また」

先輩と話すと、いつもパワーをもらえる。
今回は先輩の力を借りずに、美咲くんと頑張ると決めた。
どこまで頑張れるか分からないけど、私なりにやれる範囲内で頑張ってみようと思う。
あとは当日を無事に迎えるのみとなった。無事に迎えられるように、今からコツコツと頑張るのであった…。

夏コミ当日…。
美咲くんと二人でサークル参加するために、会場入りした。

「よし!今から頑張ろう!」

「おう!頑張ろう!」

美咲くんはこういった準備は初めてなので、サークル主として、私が指示を出した。
美咲くんは私が指示した通りに動いてくれた。そのお陰で、もう少しで準備を終えられそうだ。
そのタイミングで、とある人がやって来た…。

「おはよう。準備してるところごめんね」

こんな朝早い時間に、先輩がわざわざ挨拶をしにやって来るなんて、何事だろうか。
まさかトラブルでも起きたのだろうか。もし、本当にそうなら、私に手助けできることがあるか分からないけど、力になれるのならなりたい。
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