腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「そっか。それならよかった。
それじゃ、始まるまでお喋りして待ってよっか」

「だな。そうしよう。早速なんだが、昨夜の放送見た?」

「見た!めちゃくちゃ面白かった」

「だよな!本当、放送時間が早い時間で助かったよ」

「そうだね。朝早かったからね」

「早く来週にならねーかな。続きが気になる」

「気になるね。帰ったらもう一周しようかな」

「俺も見よっかな。そうだ!茜さえよかったら、一緒に見ない?」

こうやって、さり気なく誘いに繋げる。
さすがだな…と感心させられた。

「それじゃ、一緒に見よっか」

「おう!楽しみ」

この後、私達には大きなイベントが待っている。それはまだ先のお話…。
今の私はそのことで頭がいっぱいで。色んな意味でドキドキしている。

「…茜?大丈夫か?」

黙って俯いていたら、美咲くんが心配してくれた。
私はあのことで頭がいっぱいで。顔が赤くなっているのを悟られたくなくて、隠しただけに過ぎない。
誤解されたくないので、すぐに誤解を解いた。

「大丈夫だよ。心配かけてごめんね。今から色々あるから楽しみで。
それを悟られるのが恥ずかしかっただけです…」

私の言葉を聞いて、美咲くんは安心したみたいだ。
同時に美咲くんは照れていた。きっと察したのであろう。
察しられたのが恥ずかしくもあり、今後どうなってしまうのだろうかと、期待している自分もいた。
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