腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
《美幸:綾香ちゃんって、こっちに来るかな?》

今回も綾香は私達と別行動なため、先輩のブースに足を運ぶかどうかまでは分からない。

《茜:職場の先輩と一緒に参加するみたいなので、詳しいことは聞いてなくて。分からないです。すみません…》

《美幸:そっか。私も今回、綾香ちゃんと直接話せる時間があるか分からなくて。
もし、茜のブースに遊びに来たら、帰りに綾香ちゃんにも少し残ってほしいって伝えてもらってもいい?》

お願いされてしまった。きっと綾香は一人で足を運ぶとしたら、あまり先輩に迷惑をかけないように、長居しないであろう。
となると、私のところにもあまり長居しない可能性もあるが、先輩のブースに比べたら長居する可能性が高い。
それに先輩がお願いするよりは、私がお願いする方が得策だ。先輩のブースだと人が多いからである。
それに比べて、私のブースは人が少ないし、綾香の先輩が一緒だとしても、お喋りする時間が作りやすい。
ここは先輩のお願いを聞くことにした。

《茜:分かりました。綾香に伝えておきます》

私のブースに来てから伝えようかと思ったが、綾香がブースに一人で来るのか分からないので、事前に連絡しておくことにした。
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