腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「最初は綾香のため…って言われて、私を優先してもらえることが嬉しいって思ってたの。
でも彼にずっと私のことばかり優先されすぎると、彼にはしたいことがないのかなって思っちゃう。
私はお互いに自分のしたいことをしたいようにしたらいいなって思ってるから、彼にもそうしてほしいの」

綾香の言葉を聞いて、綾香の言い分に納得した。
私ももし、美咲くんが美咲くんのやりたいようにしていなかったら、息苦しくなってしまうと思う。
幸い美咲くんはそんなことはしない。それぞれやりたいことがあれば好きなことをするし、二人でやりたいことは二人でやる。
だから私達は、上手くやっていけているのかもしれない。
一緒に暮らしていたら、尚更余計に気になってしまうものだ。

「男は好きな女のために…っていう、独り善がりな考えをしがちなところもある。
綾香の彼氏もきっと、そういう想いが強すぎるが故に、空回りしちゃってるのかもな」

料理を作り終えた美咲くんが、お皿に盛った料理を運びに来てくれた。
男性目線の意見をくれた。そういう目線もあるんだと、知ることができた。
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