腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「明日は美咲くん家だね」

「そうだな。うちの親も楽しみにしてるよ」

その言葉を聞き、私はドキドキしつつ、ワクワクしているのであった…。

「う、うん。それならよかった」

もう緊張感が顕になってしまった。今から緊張してどうするんだ、私。

「大丈夫だよ。一度会ったことあるから分かると思うけど、うちの親は普通の親だから、茜の親とそんなに変わらない感じだよ」

その言葉が聞けて一安心した。
一度、結婚式の時にお会いしているとはいえども、それっきり美咲くんのご両親に会えていない。
それもあり、余計に緊張している。姑と嫁問題はできるだけ問題なく済ませたい。
それが一つ解決できているというだけで一安心だ。

「そっか。そうだよね。確かにそんなに変わらないかも」

「だろ?だからそんなに緊張しなくて大丈夫だからね。その方がうちの親も喜んでくれるから」

全く緊張しないのもそれはそれで問題があるが、緊張しすぎも却って相手に余計に気を遣わせてしまう。
私は必要以上に緊張する必要はない。私らしくいればいい。そのままの姿で美咲くんの親と会えばいいだけだ。

「そうだね。そうさせてもらうね」

まだ見えない明日にドキドキしながら、旦那さんと二人で帰り道を歩いた。
ちなみに実家には泊まらず、一旦帰宅した。
実家に帰っただけだが、疲れたのでやることを終えたらそのまま早く眠りについた。
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