腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
『はーい。今、開けるわね』

この声は、お義母様の声だ。どうやらお義母様が応対してくれたみたいだ。
美咲くんのお義母様は、柔らかい雰囲気のふわふわした感じの人だ。

「二人共、いらっしゃい」

お義母様が、ハイテンションで私達を出迎えてくれた。
私はお義母様の温かさに、心から安心した。

「お久しぶりです。お義母様」

「茜ちゃん、お久しぶり」

美咲くんのお義母様は、とてもフレンドリーだ。
そのフレンドリーさに、とても心が救われている。

「本日はお邪魔させて頂き、ありがとうございます。よろしければ、こちらをどうぞ」

手土産を持ってきたので、お義母様に差し上げた。

「ありがとう。わざわざ用意してくれて」

とても嬉しそうにしていた。その様子がとても可愛いらしいなと思った。

「いえ。つまらないものですが、よかったら食べてください」

そんなに良いものではないので恥ずかしいが、後で美味しく食べてもらえたら嬉しいなと思った。

「お心遣い、ありがとう。後で美味しく頂くわね」

終始、ニコニコしているお義母様。まるで今日、来てくれたことを喜んでくれているみたいだ。

「お父さん、美咲と茜ちゃんが来てくれたわよ」

お義母様が声をかけたら、奥からお義父様が現れた。

「いらっしゃい。ゆっくりしていってください」
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