腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「はい。そうですね。桜子さんもお疲れ様です」

既にもう体力は底を尽きている状態だ。ヘトヘトの身体のまま、帰り支度を済ませ、桜子さんとカフェへと向かう。
二人共、カフェまでの道のりは無言だった。何も喋りたくなくなるほど疲れていた。

そんな状態で歩いて数分後。ようやくカフェに着いた。残りの体力を振り絞り、注文だけは無事に済ませて、席まで頑張って歩いた。

「ふぅ…。やっと一息つける」

椅子に腰掛けた途端、一気に身体の力が抜け、心から落ち着くことができた。
注文したコーヒーと、ケーキの匂いが鼻腔を擽る。早く疲れた身体に甘いものを摂取したい。人は疲れた時、甘いものが欲しくなる。
今、まさにその状態だ。早く飲みたいし、食べたい。

「それじゃ、お腹も空いてますし、食べましょうか」

桜子さんの方から提案してくれた。恐らく顔に出ていたのであろう。
きっと意地(きたな)い顔をしていたに違いない。そう思うと、途端に恥ずかしくなってきた。こんな時くらい、表情を上手く隠せたらいいのに…。

「…ですね。頂きます」

照れてるのを誤魔化すために、流れるままに目の前にある飲み物に口付けた。
まずはコーヒーから。今日は甘いコーヒーが飲みたいと思い、甘いのにした。
お家で飲むコーヒーも美味しいが、カフェで飲むコーヒーは格別だ。
まったり話しながら、コーヒーを飲む。この時間が私は好きだ。
私にとって、コーヒーは至福の時間のお供で。今、とっても癒されている。

「…美味しい。毎日ここのコーヒーが飲みたい」

大袈裟かもしれないが、それぐらいここのコーヒーは美味しい。
ブラックも以前に飲んだが、美味しかった。
他のコーヒーも気になったので、色々挑戦しているところだ。今日も飲んだことがないコーヒーに挑戦してみた。
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