腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「私達ってさ、まだこの後も働かないといけないじゃない?だからこそ、この時間がとても幸せで。いつも一緒に過ごしてもらえて嬉しい。ありがとう」

桜子さんも同じ気持ちだと知り、私の心は有頂天だ。

「いえいえ。こちらこそ。私も嬉しいです。桜子さんと同じ気持ちなので」

私がそう告げると、桜子さんの表情は更に明るくなった。

「私もそう言ってもらえて嬉しい。これからも時間がある時でいいので、よろしくお願いします」

ただこうしてお喋りするこの時間が、私達にはなくてはならない時間で。この先もずっと続いていくという保証はどこにもない。
ただできれば、形を変えてもいいから、こういった息抜きの時間だけは、お互いに無理なく続けられたらいいなと思う。

「もちろん、こちらこそ。茜さんの都合が合う時でもいいので、よろしくお願いします」

桜子さんに出会えたことは、何かしらの運命を感じる。
全ての出会いに意味があって。私は全ての出会いにより、今こうして新しい運命の道に歩むことができている。
桜子さんと先輩は、貴重な身近にいる同業者。
綾香こそ、運命みたいな出会い方で出会い、今では私の心の友だ。
そして、SNSという新しい文化により、物凄い人数がやっている中、奇跡のような巡り逢わせで繋がることができた美咲くん。
もうこれ以上、幸せなことってあるのだろうか。この人達と出会えたこと以上に幸せなことなんてない。
だからこそ、大切な時間をより大切にしようと心に刻んだ。
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