腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「そう言ってくださり、ありがとうございます。無理な時はもちろん、竹宮さんに言いますね」

焦って結果ばかりを求めてはいけない。目の前にあるお仕事をちゃんとやることに意味がある。
今までやってきた仕事だってそうだ。どんなお仕事であっても、丁寧かつ締め切りを守ることが大事だ。

早ければいいってわけではないし、かといって遅いのはもっとダメだ。
自分の作品を世の中の人に見てもらう。お金を払ってもらって。
それに見合う作品を作り、満足してもらう。それがどれだけ大変なことなのか考えてこなかったわけじゃない。

今までは夢を叶えたい気持ちばかりが先行して。そういったことに目を向けてこなかった。
自分の価値を上げるのも下げるのも自分次第だ。ちゃんとプロとして、自分のやれることをやりつつ、自己管理も怠らないように気をつけようと思う。

「遠慮なく仰ってくださいね。約束ですよ?」

私は真面目だから、竹宮さんにこんなふうに言ってもらえないと頼れない。
私の性格を知っているからこそ、気負いすぎないように言ってくれたんだと思う。竹宮さんの優しさに私の心の負担は軽くなった。

「これでも結構、竹宮さんに甘えてますので、遠慮なんてしないですよ。もっと頼りたいって思ってますので」
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