腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「職場はどうだった?」

傍で様子を見守っていた美咲くんが、声をかけてきた。
私は心配している美咲くんに、ちゃんとどうなったのか答えた。

「店長に直接電話をかけて、連載が決まったことを伝えたら、来週のシフトから調整してくれることになった。他の従業員の方と相談しながら…だけどね」

いくらダブルワークをしているからとはいえども、働いている点では皆条件は同じだ。たった一人のためだけに上手く都合が通るなんてことはない。皆平等でなくては不満や愚痴が募るばかりだ。
それはできるだけ避けたい。トラブルを減らすのも店長の仕事で。私はできるだけ揉めずに穏便にシフトを今より楽にしてほしいと思っている。

「そっか。そう言ってもらえてよかったな」

ダブルワークを了承した上で雇ってもらっているだけでも有難いのに、こちらの都合に合わせてシフトまで調整してもらえる。
本当に良い職場に巡り逢えたと思う。ここまで良い職場はなかなかないので、私は本当に運が良い。

「うん。本当に良かった。良い職場だなって改めてそう思ったよ」

待遇だけではなく、人にも恵まれている。仲間を見つけることができたのもそうだが、良い上司に良い同僚。本当にここまで恵まれた環境でお仕事をさせてもらえることなんて早々ない。
小さな積み重ねがこれから先の運や縁にも関わってくると思うので、人を大事にしようと心に誓った。

「そうだな。本当に良い職場だな」

美咲くんも共感してくれた。同じ社会人としても、旦那としても、そう思ってくれたみたいだ。
客観的に見てもそう思ってもらえる環境で働けていることに心から感謝した。

「うん。本当にそう思う。今の職場で働けて良かったなって思うよ」

「俺もそう思う。茜が毎日生き生きした表情をしてるから、本当に今の職場が茜に合ってるんだなってのが伝わってくる」
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