腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「どこか寄り道する?それとも話しながら帰る?」
本当はどこかに寄り道したい気分だが、帰って原稿の続きをしたいので、今日は寄り道せずに話すコースを選択した。
「今日は話しながら帰ろっかな。早速、話してもいい?」
「いいよ。話聞くよ」
桜子さんがそう言ってくれたので、私は悩んでいることを話し始めた。
「自分の事情のせいで周りを巻き込んでまでシフトを変更してもらうのが申し訳ないというか。このままこの仕事を続けてても大丈夫かなって思って…」
こんなことを相談されても桜子さんを困らせるだけだ。簡単に答えられる相談じゃない。
それでも桜子さんは真面目な人だから、ちゃんと向き合って答えてくれた。
「シフトに関しては店長がなんとかしてくれると思うから、茜さんがそこまで気にする必要はないと思う。理解のある職場だから、利用できるものは利用した方がいいし。
ただ仕事を続けるか続けないかに関しては自分自身の問題じゃないかな。もちろん周りに気を遣うのは社会人として当然だし、気にしない方がおかしいよ。
でもこの先のことも含めて、書店の仕事はずっと続けていくつもりがないなら、いつか退路を断たなければならない時がくるから、それが自分の想定よりも早まったって思えば、あとは自分の気持ちととことん向き合って、決断すればいいと思う」
桜子さんなりに言葉を私に投げかけてくれた。
その言葉一つひとつが温かくて。優しくて。目頭が熱くなった。
本当はどこかに寄り道したい気分だが、帰って原稿の続きをしたいので、今日は寄り道せずに話すコースを選択した。
「今日は話しながら帰ろっかな。早速、話してもいい?」
「いいよ。話聞くよ」
桜子さんがそう言ってくれたので、私は悩んでいることを話し始めた。
「自分の事情のせいで周りを巻き込んでまでシフトを変更してもらうのが申し訳ないというか。このままこの仕事を続けてても大丈夫かなって思って…」
こんなことを相談されても桜子さんを困らせるだけだ。簡単に答えられる相談じゃない。
それでも桜子さんは真面目な人だから、ちゃんと向き合って答えてくれた。
「シフトに関しては店長がなんとかしてくれると思うから、茜さんがそこまで気にする必要はないと思う。理解のある職場だから、利用できるものは利用した方がいいし。
ただ仕事を続けるか続けないかに関しては自分自身の問題じゃないかな。もちろん周りに気を遣うのは社会人として当然だし、気にしない方がおかしいよ。
でもこの先のことも含めて、書店の仕事はずっと続けていくつもりがないなら、いつか退路を断たなければならない時がくるから、それが自分の想定よりも早まったって思えば、あとは自分の気持ちととことん向き合って、決断すればいいと思う」
桜子さんなりに言葉を私に投げかけてくれた。
その言葉一つひとつが温かくて。優しくて。目頭が熱くなった。