腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
そう言われても可愛く甘えれらないのが私の弱さだ。
そんな私の弱さを知っているからこそ、美咲くんは無理強いをしないし、ありのままの姿を受け入れてくれている。
でもこれからは少しずつ甘えられるようになりたい。美咲くんにもっと頼りたい。その方が美咲くんが嬉しそうだから。

「頑張ってみる。もっと甘えられるように。美咲くんのこと頼りにしてるから…」

私がそう言うと、美咲くんは顔を真っ赤にさせた。嬉しかったのだろう。頼られたことが。

「うん。待ってる。頼りにされるの」

今度は私が照れた。恋人の照れは嬉しくて、恥ずかしくもある。むず痒くてこちらまで照れてしまう。

「あんまり期待しないでね。恥ずかしい…」

「ごめんごめん。これぐらいにしておくよ」

そう言ってから美咲くんは何も仕掛けてくることはなくなった。
とりあえず、私は安心していた。この甘い雰囲気を回避できたことと、同時に無事に話すことができたから。
でももう一度、ちゃんと仕事の話に戻した。大事なことなので確認の意味も込めて。

「話をまた戻すけど、明日店長と話して、辞めることを伝えるね。辞める日が決まったら美咲くんにちゃんとまた伝えるので」

「分かった。それまでは大変だろうけど頑張ってね。体調を崩さない程度に。あと辞める前に一度、お友達の桜子さんを連れて来てよ。旦那としてお世話になった人に挨拶しておきたいし、これからも仲良くしてほしいから」

確かに一度も美咲くんに紹介していない。これを機に桜子さんを美咲くんに紹介しよう。
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