腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
初々しい方が新人作家として描きやすかったし、実際読者の反応も良かったので、今となってはこれで良かったと思っている。

でもいつかバースものが描きたい。バースものの中でもオメガバースが好きなのでオメガを。
今はまだ連載中の作品に集中したいし、そもそも次回も漫画を描かせてもらえるかなんて分からない。

期待は胸の内に秘めておくとして、一位なんてなかなか獲れない。一位を獲れた自分を褒めてあげたい。そして美咲くんと一緒にお祝いしたい。先輩にも綾香にも報告して、皆でこの一位の幸せを分かち合いたい。

欲が湧いた。絶対に次も上位に入りたい。そして単行本を出したい。一位を獲ったことで私の中で自信が生まれ、強くなった。

あんなにビクビクしていたのが嘘みたいだ。今の私なら無敵状態だ。この強いメンタルを長く保ち続けられるように、今の気持ちと自信を忘れないようにしたい。

そう思った瞬間、やる気と集中力が漲ってきた。もう下を向いてる時間が勿体無い。私には向上心あるのみだ。
ちゃんと食事は摂りつつ、休憩を忘れて漲るパワーを使って漫画に集中した。
美咲くんが玄関の扉を開ける音がするまで、ずっと集中して描き続けた。
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