腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「先輩の言った夢が早く実現されることを願うのみだね」

今は神にでも縋りたい気持ちだ。綾香の幸せも。先輩が無事に出産できることも。
そして私自身も今、この想いを美咲くんに伝えて新たな一歩を踏み出す。その先に新しい生命が授かることを願って。

「美幸さんが言ったお願い事って結構叶う確率が高いので、私も信じてます」

「え?そうかな?そんなに私、言霊がある?」

言われてみれば確かに先輩には言霊があると思う。運をたくさん引き寄せることができるほど運が良い人で。その運の良さが本当に羨ましい。

「ありますよ。先輩は羨ましいなって思うほど、運を味方につけている人です」

「そこまで褒められると照れちゃうな。言われてみれば確かに私って運が良い方かも」

「それを言ったら茜だって運が良い方だからね。良い旦那がいて、デビュー早々に漫画家としても売れるし」

綾香からそう言われてそうかもしれないと思った。最近の私は運が良い。きっとそれは周りの人達に恵まれているからかもしれない。
環境に恵まれているからこそ、良い縁を引き寄せる。改めて環境って大事だなと思った。
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